公開制作シリーズ「つくりえにようこそ」第二弾は「銅版画のアトリエ」と称し、公開制作を中心とした展覧会を開催いたします。

銅版画は15世紀頃から制作されるようになり、活版印刷とともに印刷技術として広がり16世紀にはヨーロッパ全域に普及したといわれています。 歴史を担う印刷技術から絵画の技法として現代に受け継がれています。一口に銅版画といっても、エッチング、エングレーヴィング、メゾチントなどの様々な技法があり、制作方法もそれぞれ異なる多様な表現が存在します。

本企画では銅版画の公開制作を行うと同時に、様々な技法で制作された作品のご紹介、そしてなかなか見ることのできない原版の展示も行います。
どのように作品が出来上がるか、制作過程を見ることでより銅版画への理解を深めていただければ幸いです。

年末年始休館 12月29日〜1月3日